2015年 2月

高さ106㎝。それなのに、重さは44.3キロあります。材質は不明です。
お顔、手、足は綺麗に木彫され、優しいお顔をされています。
全身は、霊木化現佛特有の「うろこ」状の鉈目で覆われています。底部も鉈で成形されています。
岐阜県濃尾地方の方が持っておられた「五体の観音像の内の二体」の霊木化現佛としか分かっていません。
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高さは126㎝。それなのに、重さは47.9キロです。材質は不明です。
お顔、手、足は綺麗に木彫されていますが、全身は霊木化現佛特有の「うろこ」状の鉈目で覆われています。
底部も鉈で成形されています。
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 今日は、京都市立美術館で行われている「京焼歴代展」を鑑賞に行きました。
兵庫県陶芸美術館で行われたような歴々の地元焼き物を紹介する手法の展示会です。
仁清、古清水から始まった展示内容は、代表的な陶芸家の系譜が分かりやすく展示され、時間の経過を忘れました。
走泥社を創設した八木一夫などの現代美術的な陶芸も展示されているのも良かったです。
 中ノ堂一信教授の記念講演「京焼の美」も素晴らしいものでした。
京焼の成り立ちからくる特殊性を分かりやすく、しかも端的に、例を上げながら説明されました。
「眼からうろこが落ちる」話ばかりで、これだけ的確な京焼のお話をお聞きしたのは初めてでした。(2015:2:11)

大阪府在住の青木木米作品の蒐集者である後藤芳央氏が、2月12日に作品集(写真集)を出版されました。
様々なジャンルの数多くの作品の中から、二百十数点を網羅された重厚な写真集です。
長年にわたる蒐集に頭が下がる思いです。多分、これだけの蒐集点数を持っておられる蒐集家はおられないと思います。
古籠堂も「まえがき」を書く光栄を仰せつかりました。
 この作品集は、まだ残余がございます。ご希望の方は古籠堂までお越しください(申し訳ございませんが、送付はしておりません)。
(2015:2:10)

京都五条坂の清風與平の家が戦時強制疎開された時に整理に手伝いに行った方が、四代目から「これは三代目の作品です」と戴かれた寿老人です。
手捻りの風格がありながら、表情を眺めていると「ふっ!」と当方が微笑まれるお顔をされています。(2015:2:5)
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先々週と先週(再放送)の二回放送された「東北の仏像」は圧巻でしたね。東京国立美術館で開催されている「東北の仏像」展に併せて放映されたのでしょうが、東北にあると聞いていた霊木化現佛を実際に眼にすることがました。そして、今までの綺麗な、また有名な仏師が造った仏像でなく、民衆が信仰の中で生み育てた仏像が紹介されて、眼にうろこの状況でした。再放送も見逃せませんでした。これからもこのような傾向の放映を望みます(2015:2:1)

10個のうち9個が活きた状況で仕入れました。明治期のものでしょう。OLYMPUS DIGITAL CAMERA