満州国初代総務長官 駒井徳三氏の書です

見事に雄渾な字体で堂々と書かれています。
駒井徳三氏は、関東軍と愛新覚羅溥儀皇帝の間で理想の志しならず、僅か7か月で長官を辞めざるを得ないことになりました。
この書は、退官した直後に出身地の滋賀県で退官の想いを自筆されたものと思われます。
大意は「五十余年の歳を重ねた辛苦の跡は酔夢と化して蒼空に飛んで行った。しかし、自分の意志の通りにならないと言って何の恨みもない。心機一転していく」というものでしょうか?
 時代の中心にいた方の感情がこもった漢詩です。氏の子孫は各界で活躍されています。(2015:3:1)
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